Certainty / Entropy (Japan 5)

2014 年

解かれた織物(作家によるデザイン、多色の縦糸)、木枠

146 x 200 cm

展覧会

2014 「Thin Membrane, Pictures Come DownDortmunder Kunstverein、ドルトムント、ドイツ

2015 「アーティストファイル 2015 隣の部屋」国立新美術館、東京

2015-16 「Artist File 2015 Next Doors韓国国立現代美術館、カチョン、韓国

Certainty / Entropy (Japan 5)

この織物は作家自身のデザインにより、8世紀の「紺地花樹双鳥文きょうけち」(正倉院蔵)を引用して織られています。その古代の染物の模様の中に、現代を生きる私たちを取り巻く様々なシンボルが散りばめられ、それ自体が装飾の一部として存在しています。その現代のシンボルとは、コピーライトマーク、@マーク、原発のマーク、ピースマーク、クレジットカード会社のシンボル、遺伝子のイメージ、放射線照射済みマーク、子宮のイメージ、バイオハザードマーク、などです。これらのシンボルが、古代の文様の中に見え隠れし、共存しています。

 

The Certainty / Entropy シリーズ コンセプト

Photo by

Roland Baege