無色透明の 広がるもの

2022 年

既製品の織物から引き抜いた糸で刺繍、オーガンジー

224 x 166.5 x 15 cm(インスタレーション、サイズ可変)(布:各150 x 60 cm

展覧会

2022 「泉で手を洗う」板室温泉大黒屋、那須塩原、栃木

無色透明の 広がるもの

コロナウィルスの問題は、無色透明であること、と、コロナ禍の時にバスに乗っていてふと気づいた。もしも色や形があるならば、その存在に気づき避けることができるのに、と。思えば歴史上問題だったことは、いつも当時は無色透明に存在した、ということ。無色透明のものを刺繍する、つまり何も刺繍しない、という刺繍を試みた。

Photo by

Shintaro Yamanaka (Qsyum!) 山中慎太郎 (Qsyum!)