
美大の絵画科に入学したものの、「不思議な、あるいは不気味な絵画をどう作るか」ということにあまり興味がなかった。それよりも、この白いキャンバスが目の前にあることや、ここに当たり前のように絵を描こうとしていること、その事実の全体を抱き込むようにして作品を作りたいと、漠然と考えていた。
Photo by
柳場大
解体された織物
H.200 x W.700 x D.300 cm(インスタレーションサイズ), 155 x 1100 cm (織物)
2005 「手塚愛子 展 ー 糸の浮橋 織のきざはし ー」INAXギャラリー2、東京
2007 「『森』としての絵画;『絵』のなかで考える」岡崎市美術博物館、愛知
2024 「ひらいて、むすんで」岡崎市美術博物館、愛知
岡崎市美術博物館蔵
美大の絵画科に入学したものの、「不思議な、あるいは不気味な絵画をどう作るか」ということにあまり興味がなかった。それよりも、この白いキャンバスが目の前にあることや、ここに当たり前のように絵を描こうとしていること、その事実の全体を抱き込むようにして作品を作りたいと、漠然と考えていた。