図案モチーフ
赤地花葉円文錦(正倉院裂、日本、8世紀後半)
Stand cover, Silk; Nishiki with roundels of flowering plants on a read ground, fabric, fragment (Shōsō-in temple, Japan, late 8C)
更紗文様(インド、18世紀)
Calico pattern (India,18C)
ダロウの書、渦巻文様のカーペット頁(アイルランド、7世紀)
Book of Durrow, carpet page, Celtic pattern (Ireland, 7C)
三つ巴紋(日本、年代不詳)
“Mitsudomoe-mon”, a family crest with three comma-shaped figures in a circle (Japan, Unknown)
モスクのタイル文様(イラン、14ー15世紀)
Mosque tile pattern (Iran,14-15C)
織物(スペイン、18世紀)
Fabric pattern (Spain,18C)
この大きな円形の刺繍の高さは2メートルあり、最初は刺繍面を見ることが出来ませんが、観者は刺繍の下の「糸の森」を通り抜けることが出来ます。観者は糸の森を通り抜けた後、物見台に登る途中でその刺繍を発見し、また今さっき通り抜けてきた「糸の森の道」は、刺繍の文様によって形作られてたのだということに気づくでしょう。刺繍の文様は、東西から集められた六種類の伝統的な文様を混ぜ合わせ、作家自身が作り出した新しい文様です。